それは、自分を取り戻す旅だったように思う。 日常のなかですっかり習慣になってしまった、自己嫌悪と自己否定によって失われた、自分を。 西都を経由してニゴンボに降りたぼくたちは、右も左もわからないまま、タクシーに乗り込んだ。 時刻は22時。 夜が早…
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