物書きの物置き

物書きなので、物語を書いて並べます。

6人のお客様の靴を磨いてみて思うこと

こんにちは。松田です。

靴磨きを初めて約3週間がたち、6人のお客様にご利用いただきました。

中にはリピートしていただいたお客様もいらっしゃいまして、嬉しいです。

本当にありがとうございます。

 

さて、そんな靴磨きをしている中で、ぼくは仕事について少しだけ学びました。

仕事とは、自分にできることで相手の要望を叶え、なおかつ相手の期待を越えること。そうすることで初めて、対価としてお金をもらえることだと学びました。

ぶっちゃけ、靴磨きを始めたときは、靴をピカピカにするくらいしかできなかったです。

でも「この靴も磨ける?」という質問に対して「できます!」と答え、いろんな靴を任せていただき、いろんな靴用品を試す中で できることが増えていきました。

一般に、仕事選びで大切なのは「できること」「求められていること」「やりたいこと」を重ねることだと言われますよね。

今のぼくは、靴を磨いたり補修したりでき、それを望んでる人たちが周囲にいて、ぼく自身靴を磨くのが好きなので、全部重なってます。相手も自分もハッピーな状態です。

正直、寝る時間を削ってもやってられます。

 

そんなに好きな仕事をやらせていただいてて強く思うのは、仕事は自分のためにやるものじゃないなということ。

喜ばせる相手がいて、その相手を喜ばせてこその仕事だなと思うのです。

で、相手が喜んでくれるのは、相手ができなくて困っていることを代わりにやって、解決するからこそ。

その成果は、自分が好きなことや得意なことをやるから、相手の期待を越えるわけです。

自分の仕事が誰にどんな喜びを提供しているかを考えられることは、仕事をするうえで大切なのだと思います。たぶんバイトでも。

 

また、とくに今のぼくの状況で、自分本位な仕事を始めたら速攻で潰れますね。松田屋は。

妥協だけは、死んでもしないようにしています。

どうすればピカピカになるか、どうしたら傷が埋まりきるかを調べて考えていろいろ試して、やりきってからお返ししてます。

 

また、自分が稼ぎたいからという思いが先にあるような価格設定をしたらダメだと思っていたので、最初はめちゃくちゃ安い設定にしていたのですが、とはいえ自分の生活もあるし、かといってお客様に喜んでもらえる価格設定はどれくらいだろうか・・・と価格設定についてはめちゃくちゃ悩んでます。

個人でやってるので、他の会社の設定はあまりあてにならないですし。

今後何回か変動するとは思うので、ご迷惑をおかけしますが本当にすみません。見えざる手に任せてみます。

 

いろいろ書きましたが、ぼくにとって靴磨きは、本当に自分がやりたいことなんだと、やってみて気付きました。

靴を綺麗にするのが最高に楽しいです。

だから「自分が本当にしたいのはこんなことかな?」と思うことがあれば、やってみることをおすすめします。

というか、就活中に面接で話しながら見つけていくより見つけやすい気がするので、何かそういうインターンというかプログラム的なのが作れたらいいですね。

自分の中のやりたいことを、ちっちゃく実現して形にして、ある程度時間が経った後に細かく相談しながら、やりたければ継続して、違うなと思ったら他のことを試してみる・・・みたいな。

それこそ、自分の人生を選択していくうえで大切な過程な気がしてきました。

ちょっと考えときます。案があればください!一緒に考えましょう!