物書きの物置き

物書きなので、物語を書いて並べます。

全身を着色するときに使ってほしい、おすすめの着色料6選

みなさん、こんにちは。

松田です。

文化祭やハロウィン、忘年会や節分などで、全身に色を塗る場面、ありますよね。

そんなとき、どうやって着色料を選びますか?

大体の方は絵具を想像されると思いますが、絵具にもいろんな種類があり、一口に絵具と言っても着色の仕方や落ちやすさが違うのです。

だから今日は、ぼくが実際に体で試した結果をふまえて、各着色料の効果や使いやすさ、落としやすさを考えて、ランキング形式でまとめていきます。

それではまいりましょう。

 

全身に色を塗るときに使いやすい着色料ランキング

6位 ポスターカラー

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塗りやすさ ★★☆☆☆

染まり具合 ★★☆☆☆

色の伸び ★☆☆☆☆

落としやすさ ★★★★☆

発色のよさ ☆☆☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆☆

一見、体に塗るのに適していそうなポスターカラー。

でも塗ってみると、意外とすぐにボロボロはがれてしまうのです。パフォーマンスをしている途中で全裸になってしまうことも。

ブラックボードに塗るときの満足度はピカイチですが、体に塗るときの満足度はイマイチです。

 

5位 水彩絵の具

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塗りやすさ ★★★★★

染まり具合 ★★★★★

色の伸び ★★★★★

落としやすさ ☆☆☆☆☆

発色のよさ ★★★★☆

満足度 ★☆☆☆☆

初心者が、体に色を塗る入門編として選びがちなのが、この水彩絵の具。

たしかに塗りやすいし発色もいいので入門編としては最適なんですが、とにかく落としづらいんですよね。

ボディーソープをつけたスポンジで2時間くらいこすってやっと全身の色が落ちるという感じ。

しかもさらに、重大な欠点があるのです。

それは、周りに色がつくということ。

水彩絵の具を塗って服を着ると、服に色がつくし、触ったものに色をつけてしまう。

さらには汗で色がはがれてしまうこともあるので、極寒の地で全身に色をぬるときにはおすすめします。

もしくは、紙に繊細な絵を描くときにおすすめします。

 

4位 油性絵の具

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塗りやすさ ★★★★☆

染まり具合 ★★★★★

色の伸び ★★★★★

落としやすさ ☆☆☆☆☆

発色のよさ ★★★★★

満足度 ★★☆☆☆

全身着色に慣れてきた段階の人が手を伸ばし始めるのが、油性絵の具。

かくいうぼくもそうでした。

油性絵の具は、とにかく発色と色の伸びがいいんです。

塗り残しなく塗れるのが、この塗料の最大の特徴。

だから背中などの、なかなか手が届かない部分でも、数回手が届けば塗れちゃう、素晴らしい塗料です。

しかも、塗ったまま海にも入れるので、水中で使う場合は油性絵の具一択です。

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しかし一方で、こちらも水彩絵の具と同じく、落としづらい。

しかも周りにつくし、なんなら水彩絵の具より落としづらい。

水彩絵の具はボディーソープでいいんですが、油性絵の具を落とすときには、食器用洗剤をスポンジにつけてこする必要があるのです。

しかもこれも2時間くらいがんばらないと落ちません。

落とし終わるころには全身かぴかぴになるので、普段から肌貯金をしておくことが重要です。

ちなみにぼくは今、2か月分くらいたまっています。

 

3位 アクリル絵の具

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塗りやすさ ★★★☆☆

染まり具合 ★★☆☆☆

色の伸び ★★☆☆☆

落としやすさ ★★★★☆

発色のよさ ★★★★☆

満足度 ★★★☆☆

全身着色を極め始めたひとがたどりつくのが、アクリル絵の具という境地。

何度もやって、落としやすさを重視するひとが使う塗料です。

アクリル絵の具は、肌につけると二度と落ちないと思われがちですが、むしろ他の絵の具より落としやすい優秀さをもっています。

シャワーで全体を流し、残ったところはボディーソープで洗えば全身さっぱり。

髪についたのはシャンプーで落とせます。

しかしこちらも欠点があります。

それは、剥げやすいこと。

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アクリルは落としやすい分、剥げやすいんです。

本当に短い時間、たとえば3分だけパフォーマンスなどをするぶんには大丈夫なんですが、時間が経てば経つほど剥げていくので、色直しを頻繁にする必要があります。

なので、使うときは水彩絵の具と混ぜるというのも一つの手ですよ。

たしかに落としにくくはなりますが、色の残り方は格段に上昇します。

 

※アクリル絵の具は、服につくとマジで落ちないので注意してください。

 

2位 Tシャツくん

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塗りやすさ ★★★☆☆  

染まり具合 ★★★☆☆

色の伸び ★★★★☆

落としやすさ ★★★★★

発色のよさ ★★★★★

満足度 ★★★★★

この世のすべての塗料を並べたときに、『体に塗る着色料部門』で1位を狙える可能性のあるのがこの塗料。Tシャツくんです。(2018/1/28、朱肉インクに負けました)

口の広い容器、硬化時間、周りにつかない。それらを考慮したときに、最高の塗料といえます。

東急ハンズで買えますよ。1000円くらいしますけど。

質感は、薄いゴムを塗っているような感じ。とにかく伸縮性があるので、塗ったまま激しい動きをしても大丈夫です。

落とすときは超カンタン。シャワーで流すと、角質がボロボロ落ちていくかのように、塗料がはがれていきます。まるで、風呂場で生まれ変わっているような感覚になりますよ。

洗い流したあとも肌がかぴかぴにならないので、まさに3方良しの塗料といえます。

 

※ただし、Tシャツにプリントをする用のインクなので、衣類に付くと二度と取れません。服の寿命が強制的に終わるので注意!

 

 

身長171センチ、体重53キロのぼくはこれで足ります。

 心配な方は、こちらの多めの商品をどうぞ。

 

ただ、Tシャツくんには、ひとつ欠点があるんです。

いったん固まってしまうと、こすったり、何かにひっついたりした部分がはがれてしまうんですよ。

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こんな感じで、手でもはがせてしまいます。

 

 だからこそ併用したいのが、これ。

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 ジェルタイプのワックスです。

これでコーティングすることで、はがれやすいという欠点を補うことが可能です。

ワックスはお湯で落ちるので、全身に塗っても大丈夫です。

 

髪についてしまった場合は、とにかくシャワーで流しましょう。

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30分くらい流せば、「よく見たら残ってる」くらいになります。

ただ4日間くらいは落ちないので、なるべく帽子をかぶるといいかもしれません。

もしくは、髪だけ水彩絵の具やアクリル絵の具を使う、という工夫をすれば大丈夫です。

ご安心ください。

 

1位 朱肉インク 

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塗りやすさ ★★★★★  

染まり具合 ★★★★☆

色の伸び ★★★★★

落としやすさ ★★★☆☆

発色のよさ ★★★★★

満足度 ★★★★★

 最近、初めて使ってから愛用しているのがこの朱肉インク。100均で買えます。

これ、すごいんですよ。なんと108円のこの1本で、全身くまなく塗れてしまうんです。

しかも発色も良く、塗りやすく、油性ではないので普通のシャンプーやボディーソープで落とすことができます。

とはいえ、けっこう落ちないので、全身洗ったあとでも白い服を着るのは気を付けたほうがいいですよ。

また、塗った後にほかのものに触れると色がついてしまうので、こけたりよろめいたりするのにも気を付けて。

そして塗った上から着た服と、他の服を一緒に洗うと赤くなってしまって取れないので、お気をつけてくださいね。

注意点はその3つだけで、あとは大変満足する仕上がりですので、ぜひ試してみてください。

 

あ、ちなみに髪はそこまで赤く染まらないので、水性絵の具と併用すると髪までしっかり赤く染めることができますよ。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

「明日全身に色を塗らなきゃいけない」という悩みを解決できるものになれば幸いです。

それでは!