物書きの物置き

物書きなので、物語を書いて並べます。

就活を始めて、自分に価値がないことを知った。同時に、伝わるように伝えることで価値が出ることも知った。

こんにちは、松田です。

ぼくは今、東京で就活をしています。

人生で初めて、自分の今までの時間が評価される状況を経験しております。

 

その状況に立って思ったのは、自分は意外と価値がないんだなということ。

自分なりに自分の価値を上げるためにいろいろやってきたつもりではありますが、

それは自分にとって価値のあることで他人にとって価値のあることではなかった

というのを知りました。

 

井の中で思いあがってたんだなーと思いましたね。

自信なさげにしてたけど、けっこう自信もってたんだなと。

 

 自分の価値をあげるためには、

自分がお近づきになりたい会社や個人にとって価値のある人間のになるために、求められている経験を積み続けること、

自分で自分を必要としてくれる人を確立すること、

相手が自分を必要としてくれるように、相手にとって自分を手元に置くことのメリットを示すこと

といういずれか、もしくはその複数をしなくちゃいかんなーということを学びました。

 

また、面接や面談を通じて得た自己分析のメモを。

 

ぼくは行動の根本に『自分の好きな人(広い意味で)を楽しませたい。』というのがあります。

それは子どもの頃好きだった両親がケンカばかりしていて、常に不機嫌そうな顔をしてたので、なんとか笑顔になってほしかったんですよね。

それでお父さんに、広告に載ってた美人を切り抜いて渡したり、両親の前で、寝巻のズボンのまた部分についていた布当てで一発芸をしたりしていました。

まぁ、美人の切り抜きを渡したときのお父さんはものすごく微妙な顔をしてたんですけど。

 

コミュニケーションが下手だったので、そういうやり方しか思いつかなかったんですよね。

小学校の高学年になる頃には、両親のペアレンスハラスメント(ペアハラ)のせいで嫌いになって、コミュニケーションを取らなくなったんですけど。

 

そしてそんなコミュニケーションの取り方しか知らなかったので、友達に対してもそういうことをしてました。

例えば小説を書いてみせたりとか、誰が誰を好きかという情報を集めて売ったり、流行りのゲームの攻略情報を集めてきて売ったり、授業中に服を脱いだり、などなど。

周りの人が喜んでくれるなら、という気持ちでやってました。

自分の利益にもしたいみたいなことを考えてる時もあったんですけどね。

あと、昔友達だと思ってた人に突然「もう明日から話しかけないで」と言われたことがあり、それで人間と関わるのが怖くなったので、中学~高校の前半くらいまでは人間を避けてました。

中学から大学2年くらいまでは、「自分は独りなんだ」という思い込みで鬱でした。

 

それが昔のぼく。

おそらく人を喜ばせる・笑わせるのがぼくのすべてで、

コミュニケーションを取れなくて笑わせることができないと存在価値がないんだなと鬱になるし、

「おもしろくない」と言われると、存在を否定された気持ちになるという、そんな感じです。

そして何か相手を喜ばせることをするというのが、ぼくの唯一のコミュニケーションの取り方。

しかも今までのコミュニケーションの取り方や相手がけっこう偏っていたので、なかなか人が理解できる笑かし方や喜ばせ方ができないという、難儀な生物に育ってしまったようです。悲しい。ドラマとか見とけばよかった。

 

そして、そんなぼくが大学生になり、記事を通じて人とコミュニケーションを生み出している人たちがいることを知りました。

それが、オモコロのライターの人たちです。

自分から傷つけられるかもしれない人たちにコミュニケーションを求めにいくのが嫌だったので、自分が生み出した作品がコミュニケーションを取ってくれるのいいなと思って、その道でライターを始めました。

 

そんなこんなで今はキジムナーというキャラを演じた記事をおもに書いていますが、やっぱり人に理解されるものではないという。

楽しんでくれてる人はいますけどね。

 

で、就活を始めるまではライター一本でいこうと思ってたんですが、人を楽しませるものを作りたいという詩校に気づいたので、ゲームやその他娯楽を作る仕事もいいなと思って、そういう会社も見ています。

共通しているのは、何か作品を作れる仕事であるということ。

 

そんな仕事をしている会社にぼくが渡せるのは、おそらく独特な発想力。

他の人ができないような、奇特な発想ができます。

 

ぼくが苦手なのは、一定のペースで何かを作り続けること。そのためのスケジュールを守るために、何かしらの強制力がほしいです。

 

さて最後に、そんなぼくは将来、見たことないものや景色を見続けるために、世界中を飛び回る生き方をしたいと思っています。

そして、何かしらの作品を生み出し続けたい。

そしてその作品が、個人個人の心のよりどころ、居場所になるようなものになってほしいなと思っています。

 

そうなりうるのがゲームや漫画、記事や本なので、そのあたりに就職出来たらいいなと思うのです。

 

まだ就活は始まったばかりなので、これからがんばります。