物書きの物置き

物書きなので、物語を書いて並べます。

衰弱

 「歳を取って体が言うことを聞かなくなるなぁ」というぼやきは、よく聞いたことがある。ぼく自身もそれを自分に感じることがよくある。つい1年前まで平気で徹夜ができていたのに、いつの間にか徹夜した翌日は1日何もできなくなったし、前より長く眠るようになった気もする。1日何も食べないと、これもまた翌日動けなくなる。それは別の話かもしれないが。

 最近の自分の衰弱具合について思うのは、ただの運動不足ではないかということ。寝つきも寝起きもよくないし、長風呂をすれば息切れする。目の下のクマが消えない。体力が衰えてきているのだと思う。運動をしなければならない。現状の自分の体調に危機感を感じているのは、体力が衰えると面白さを感じる力も衰えるからだ。物事を面白いと思えるためには、やはり自分が健康でなければならない。二日酔いに苦しめられているときに、この映画が面白いよと言われたところで「楽しめるか!」と返してしまうはずだ。面白さとは、それを楽しめる体力があるからこそ受け入れられるもの。なんだか最近気力がわかないのもそのせいだと思っている。何かのせいにするのはよくないかもしれないが、ぼくは体調の悪さをだいたい寝不足か運動不足のせいにしたい。

 問題はどうやって自分に運動を始めてもらうかだ。生活から運動がなくなってしまい、自堕落になってしまった自分に運動をすすめるのは容易ではない。まずはプロテインでも買おうか。