物書きの物置き

物書きなので、物語を書いて並べます。

スエードスニーカーを磨いてみよう

こんにちは、松田です。

最近、スエードのスニーカーを綺麗にしました。

スエードのスニーカーって、けっこう履いてるひと多いですよね。

履かれてるランキングも全靴のなかでも上位だと思うので、今回はその磨き方をまとめました。

汚れが落ちてピカピカになった靴をみると幸せな気持ちになるので、お時間があればぜひ試してみてください!

 

磨き方①『ブラシをかける』

f:id:hikyo-wo-write:20170421213424j:plain

靴用のやわらかいブラシで、汚れを落としてあげてください。

このとき強くかけてしまうと、起毛しているスエードの表面がへたってしまうので、ややさしくブラシをかけましょう。

 

磨き方②『ソールを拭こう』

 

 

f:id:hikyo-wo-write:20170421214208j:plain

 ソールとは、ここの部分です。

 

f:id:hikyo-wo-write:20170421214210j:plain

いらない布やタオル、ガーゼなどで、矢印の方向に拭いてあげてください。

ゲキ落ちくんがあれば、ゲキ落ちくんが一番良いです。

なかったらティッシュでも大丈夫ですよ!

ティッシュのかけらがボロボロ落ちてきて大変ですけど。

 

f:id:hikyo-wo-write:20170421213425j:plain

ごしごし拭くと、写真の手前の靴のように真っ白になります。

奥がまだ磨いてない靴なのですが、違いが一目瞭然じゃないですか?

 

f:id:hikyo-wo-write:20170421213428j:plain

ソールを磨いた後は、熱湯を水で割ってぬるま湯をつくり、タオルを湿らせて全体を蒸らします。

このとき、タオルでくるめていない箇所がないようにするのがポイントです。

 

f:id:hikyo-wo-write:20170421213430j:plain

10分ほど蒸らしたら、洗顔せっけんをネットで泡立てて、泡で靴を覆います。

覆うときは、泡で靴の表面をなでてあげてください。

こするとその部分だけ強く色落ちしてしまう上に、スエードの表面がへたってしまいます。

あと、この工程に入る前は、作業場を片付けたほうがいいなと思いました。

 

この状態で3分ほど放置します。

3分経ったら、バケツか洗面台に水をため、手酌で靴に水をかけながら泡を落としていきます。

 

f:id:hikyo-wo-write:20170421213432j:plain

泡が落ちたら洗濯ネットに入れて干します。

このとき靴を逆さにして干すと水が靴のなかにとどまってしまうため、靴底を下にし、地面に対して平面にして干します。

 

f:id:hikyo-wo-write:20170421213434j:plain

あと、全体が均等に乾いていくよう、直射日光は避けてあげてください。

ぼくはそこにあった布団干しで日陰をつくりました。

 

そして1日置いて、乾くと完了です。

 

色落ちしていた場合、もともと色が落ちていた場合は、ここから補色をしていきます。

そこで使うのが、これ。

f:id:hikyo-wo-write:20170502125636j:plain

東急ハンズで、1000円くらいで買えるものです。

 

f:id:hikyo-wo-write:20170502125730j:plain

中にはこんな感じの、小さいスプレーが入っています。

一回で少量の染液が出るので、色の薄いところにかけたり、まんべんなく全体にかけたりして、補色をします。

どこまで色を入れるかは完全に自分の好みなので、好きなところでやめるのがいいと思います。

あと、どうでもいいことですが、このヌバックはめちゃくちゃいい香りがします。

 

また、ネット上には『スエードにはオイルを塗るといい』という意見もありますが、そうするとせっかくふわふわな毛が固まってしまうので、おすすめしません。

もしも塗ってしまったら、沸騰させたお湯をタオルにつけながら拭き落としましょう。

油とろうと有機溶剤で構成されているオイルなら、それでふわふわが戻ってきます。

 

さて、ヌバックをふりかけて、乾かすと・・・

f:id:hikyo-wo-write:20170502130450j:plain

完成です!

どうですか、この色の良さ。

たとえ色落ちしても、自分の手で色を直すことはできますので、よかったら試してみてください。

ぼくの方だと、800円で承っておりますので、自分でやるのがめんどくさいときには、どうぞご利用ください。

それでは!