某リラクゼーション屋で働くことをおすすめする理由とおすすめしない理由を書いていく
こんにちは。
今日久々にセラピストとして出勤したら、今までで一番忙しく、あげく職場の問題児たるおっさんにキレられました。松田です。
でも「気持ちよかった!」って言って帰ったお客様がいらっしゃったのでプラマイ0です。
さて、4月から某リラクゼーション屋で働いてるのですが、この度やめることにしました。
ぼくはもうあそこで働きたくないなと思ったので。
ですが合う人には合うんだろうなと思うので、いろいろ書いていきます。
おすすめする理由①『研修が手厚く、本当に誰でもリラクゼーションセラピストになれる』
あそこの研修では、全身の揉みほぐし方を一通りちゃんと教えてくれるんですよ。
だから技術として身につくし、ちょっと時給の高い仕事ができます。
時給1500円〜2000円の仕事をしたい人にはおすすめです。
研修の先生も優しくて良い人でしたし。
おすすめする理由②『お客さんが「気持ちよかった!」って言いながら帰っていくと嬉しい』
施術を終えたときとか、支払いが終わってお客さんが出ていったときとか「気持ちよかった!」って言われると嬉しくなるんですよね。生きがいが感じられやすいという意味で良い仕事だと思います。あくまでぼくはですけど。
いいところはこのくらいですかね。
あとは書ける範囲でだらっと書きます。
まず感覚としてあるのは、この仕事をやってる人たちって搾取されるのに慣れてしまったんだなということです。
だって、この仕事5年やっても60分で平均2000円しか稼げないんですよ?
ぺーぺーで入って来ても1500円よ?
技術って何ってなるよ?
しかも、セラピストを全員個人事業主にするのに、管理体系はほぼバイトと一緒よ?
毎週電話かかってきて「いついつ入ってください」って何なの?
あんたらの雑務減らすために個人事業主にする形取ってんの?って思ってるわよ。
駐車場が少ないからコインパーキング使って料金立て替えて、その請求方法問い合わせたら「月末に本部に領収書を送ってください」しか返ってこないのどうなの?
せめて必要な情報一括で送ってきましょうよと。
お金がほしかったら自分で調べろと?
出勤する度800円使わなきゃいけないのしんどいんですよ。
まぁ愚痴はこのくらいにしときましょうか。
とにかく、何が言いたかったかと言うと、セラピストと呼ばれるあの人たちが全員、ペッパー君に見えたんですよね。
自分たちはセラピーされない中で人を癒して安めの賃金をもらうという構図がとても悲しいものだなと思ったんです。
同じ職場にいる人たちは、動いて動いて動かなくなる使い切りのロボットみたいだなと。
お客さんにとっては、安く体を揉みほぐしてもらえる場所はとてもありがたいんだと思うんです。
でも安さを求めすぎてあなた方の手足になってる人たちを大事にしないのは違うんじゃないんですかねと思うわけですよ。
指壊しながら働いてる人もいますしね。
とはいえ、その値段設定のおかげでより多くの雇用が生まれてるし、経歴に関係なく採用ができているのも事実。
仕事がなくなったらそこで働けばいいというある種の安心感のある場所になっているのも事実。
でも、さすがに30後半とか40のおっちゃんおばちゃんたちが何の疑問ももたず文句を言いながら働いてるのを見ると悲しくなってくるんですよね。
ただ仕組み的に、手足になって働く人が大量に必要なのがわかってしまったから、ぼくはそこにいたくないと思ってしまいました。
なんか、例えば良い成績をあげてるセラピストは高級マッサージチェアを使えるとか、技術にボーナスがあるとか、これから入る人間が夢を見れるようになったらいいなと思うのですが、そもそも日本に夢を見れる場所がそんなになかったなと思うのでなんだかもう悲しいですね。
とにかく、ぼくは某リラクゼーション屋はやめます。
お世話になりました。