物書きの物置き

物書きなので、物語を書いて並べます。

面接

 面接のときほど自分の素を晒してしまう時間はない。気のおけない友人といるときでも、1人で酒を飲んでいるときでも、面接の時間のほど無様に率直に自分の底が見えてしまうことはないはずだ。というのを今日、久々に面接を受けてみて思ったのだが、もしかしたら準備不足だっただけかもしれないとも思う。だが事前情報のない面接には対策のしようがないじゃないかという言い訳をここに置いておこう。

 今日の面接のテーマは「今までに目標を立てて頑張ったことは何?」だった。正直、このテーマは話すのに困る。これまでの人生で目標を立てて頑張ってきたことはあるが、どれも成果が出てないからだ。剣道でインターハイに出たいと言っていた時も、ライターで稼いでいくと決めてからも、スマブラで兄を打ち負かそうとしていたときも、何一つ成し遂げていない。それほどに兄のルカリオは強かった。それは純粋に、自分の要望に対する行動量が足りなかった結果なのは誰よりも自覚している。本気でやろうと思えば、もっとやるべきことはあった。しかしそれをしなかった。その過去は、自分が目標に向かって頑張れない側の人間であるという名刺のようなものだ。それを渡さざるを得ない会話のテーマがこれなのだ。

 そんな思いを抱えつつ、今日はブログの話をした。来年の8月8日までに月10万の収益を上げると言った。人生は繰り返しではなく改善の連続である。あとは記事を書くだけだ。