物書きの物置き

物書きなので、物語を書いて並べます。

【検証】透明なルートビアを作って飲んでみた

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こんにちは。松田です。

突然ですがみなさんは、通称『朝ティー』と呼ばれる飲み物をご存知でしょうか?

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 朝ティーとは、最近サントリーが発売した、透明なレモンティーです。

先日ユニオンで見かけて、「本当にレモンティーの味なんてするのかな?」と思ったので買ったんですが、本当にレモンティーの味がして驚きました。

桃の天然水とか、いろはすオレンジ風味とかの感じじゃないんですよ。

レモンティー風味じゃなくて、マジのレモンティーなんです。

 

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まさしく透明なレモンティー。

この『透明なレモンティー』って、すごく面白くないですか?

『紅茶には色が着いている』という概念を打ち砕いたことが、すごく面白いなと ぼくは思うんです。

 

そう思ったときに、「自分でもできるのかな」って思うじゃないですか。

自分でも、透明なレモンティー的なもの作れるんじゃないの?って。

で、考えたんですよ。

何だったら、透明な ○○が作れるかな?って。

そこで出た答えがこちら。

 

 

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ルートビアです。

『飲む湿布』という異名を持つほど香りのクセが強いルートビアなら、その風味をもたせながらも透明な液体にできるのではないかと思ったんですよ。

ということで今回は、透明なルートビアを作ってみます。

 

 

 透明なルートビアを作るにあたって、用意した材料はこちら。

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途中で試行錯誤したので、ここに割り箸と輪ゴムも含まれます。

では作っていきましょう。

 

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まず、ルートビア電気ケトルに注ぎます。

 

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 次に、注ぎ口に割り箸を逆さにして立て、カップにアルミホイルを巻いたものを乗せます。

このとき輪ゴムともう一膳の割り箸で支えると、カップがいい感じに注ぎ口の上にきます。

 

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下から見るとこんな感じ。

この状態で、スイッチを押して沸騰させます。

 

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するとだんだん、カップ内に水滴がついていきます。

20回〜30回沸騰を繰り返して、水滴が下に垂れ始めたときが頃合いです。

カップを取ってみましょう。

 

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できました、透明なルートビアです。

 

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355mlのルートビアからわずかこれだけしか取れない、非常に希少な部位ですよ。

牛でいうところのタンモト、マグロいうところのヒレ下、100円のレーズンパンでいうところのレーズンといった感じでしょうか。

ほんと、レーズンパンっていう割にレーズンがあんまりないですよね。

それでも好きですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・。

 

「希少な部位っていうか、ただの水じゃね?」

というみなさまの反応は、重々承知しております。

でも待って、もうちょっとだけ待ってください。

 

 この水、たしかにルートビアの香りがするんですよ。ほんとに。

 

で、飲んでみると、どんな味だったと思います?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭を燃やした灰を混ぜた水のような味でした。

映画を観ながら一生懸命作ったのに…。

 

朝ティーのレモンティー感には遠く及びませんでしたが、ルートビアから上澄みすぎて逆に泥水のような液体を精製することはできました。

 

ある意味、無から有を生み出したような、錬金術ができたのではないかと思ってます。

 等価交換に打ち勝ったような気分です。ふふん。

 

というわけで、透明なルートビア作りの旅はまだ始まったばかり。

 

続きは誰かに任せます!グッドラック!

 

 

 

 

 

 

 

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ちなみに残ったルートビアは、薄めたカラメルソースの味がします。

現場からは以上です。